“ジーンズと仕事と日常”をテーマに働く人にフォーカスを当ててインタビューをしたWHEIR TOKYOのコラボレーション企画。
WHEIR TOKYOオリジナルブランド WR by wheir(ダブルアールバイウェア) のジーンズを着用して頂き、撮影しました。
オーセンティックなカラーや加工が特徴で、シーンや年齢問わずどんな人にも馴染むWR by wheirのジーンズ。
シルエットによって異なる素材はとても柔らかく動きやすいので仕事着にもぴったり。
今回インタビューさせて頂いたのは michel store(ミシェルストア) オーナーのmikaさんとharukaさん。
2021年にオープンしたmichel storeは“幸せで溢れる空間”をテーマに手作りのペーパーフラワーをはじめ、フラワーベースや器などをセレクトしているライフスタイルショップ。
普段作業しているお部屋にお邪魔して、作業風景を見せて頂きました。
harukaさん(左)、mikaさん(右)
-着用アイテムharukaさん(左):〈WR by wheir〉ストレートジーンズ サックスインディゴブルー 商品をチェックするmikaさん(右):〈WR by wheir〉ストレートジーンズ グレーブラック 商品をチェックする |
心がちょっと幸せな気持ちになるようなものを
ーーーmichel storeを始めたきっかけを教えてください。
haruka 元々なにかやりたいとは思っていたんです。ペーパーフラワーはみかちゃんが大学の時にヘアメイクアップアーティストの加茂克也さんのところでインターンシップをしていてそこで技術を習得していました。大学を卒業してお互い働いているときにちょうどコロナで在宅になってしまったのですが、みかちゃんがまたおうちでペーパーフラワーを作って、わたしにプレゼントをしてくれたんです。その後何か月か経ってからみかちゃんから「いっしょになにかやらない?」と声が掛かって、「ペーパーフラワーとかおもしろいからいいんじゃない?」という話が盛り上がり、始めることになりました。
―――じゃあ元々ペーパーフラワーをやろう!という話だったのではなくいっしょになにかやろう!という感じだったんですか?
mika そうですね、私は独立したいなっていう気持ちがすごく強くて、もちろん1人でやる方も多くいらっしゃいますけど期日とかのお尻を叩いてくれるような人と一緒にやった方がスピード感も早くなるしいいなと思っていて、はるちゃんは大学の時からグループワークの時に管理がすごくしっかり出来る子で一緒に出来たら安心感があるなと思って声をかけました。
ペーパーフラワーからスタートして、独立という形でお店を持ち、ギャラリーとか人が集う場所を作ろう、というゴールがあります。今は作家さんを探したり、はるちゃんもラグを作り始めたり、取扱商品を徐々に増やしているところです。
ーーー作家さんには自分たちで声をかけているのですか?
mika はい。自分たちでイベントなどに行って声をかけたりしています。直接物を見るのはもちろんですが一緒に安心感を持ってお仕事が出来る人がいいかなと思ってます。作家さんと直接お話をして私たちと一緒にできそうな人、とかmichelの今のミニマムな状況も理解してくれる人とやれたら、と思っています。
ーーーどのようなコンセプトでスタートしたのでしょうか?
mika michel storeではライフスタイルインテリアをセレクトするようにしています。家にペーパーフラワーとか花瓶があると日々の生活に少しの豊かさとか、心がちょっと幸せな気持ちになるようなものをセレクトしています。
haruka そうですね。おうちが少し華やかになって早く帰りたくなるような、ちょっと幸せになるようなものを揃えて行きたいね、という話をふたりでいつも話しています。
ーーー制作の流れやふたりの役割分担を教えて下さい。
haruka ペーパーフラワーはみかちゃんが作っていて、作家さんとのやりとりはふたりでやっています。SNSやオンラインショップの運営もお互いが得意なことを生かしながら手分けしてやっていますね。ふたりとも本業の仕事があるので、バランスを見ながら分担しています。
ーーーどのようなひとたちに届けたいという想いはありますか?
mika やっぱり私たち同世代の20代・30代の人たちって大体みんな働いていてすごく忙しい人が多い。仕事も忙しい中、休みの日に楽しい時間を上手に使っている人がすごく多いと感じています。
そういうルーティンの中で、お花とかを実際買っても忙しくてお世話がなかなか出来なくて最後枯らしてしまったりとか、お花を飾ること自体はすごくポジティブなことなのに最後ネガティブな印象で終わってしまうみたいな。ペーパーフラワーに関しては半永久的に楽しめるお花なので日々を忙しく過ごしている近い世代の人たちにはすごく共感してもらえるかな、と思って作り始めていますね。
セレクトしているものも、私たちの感覚と共鳴する世代はやっぱり近い世代、同世代なんじゃないかな?と思って、そういうところは意識して選んでいますね。
人と人をつなぐ役割になりたい
ーーーやっていてうれしかったことはありますか?
mika イベントで直接お客様と話すことですね。最初は知人や友達から始まっていきましたが、どんどんSNSを見て来てくれる方も増えてきました。お話しする中でお客様のライフスタイルを聞いたりとかお仕事の話をしたりとか、そんな会話の中で商品をすすめたりしています。michel storeのミニマムな規模感で、作品を作ることからお客様の手元に届けるところまで関われるのがすごく嬉しいです。
haruka SNSで見てイベントに来てくれたお客様に出会えた時はとても嬉しかったです。
mika 頑張ってよかった~って思えます。
ーーー将来の夢や今後の展望はありますか?
haru 私たちは美大卒なので周りにも物を作っている人が多くいるんです。クリエイターと新しいお客様をつなぐ役割になれるくらい大きくなりたいですね。人と人をつなぐ役割になりたいです。
mika お店を持ってみたいですし、規模がさらに大きくなったらギャラリーとかカフェとかゲストハウスとか…人が来て集まる場所を作っていけたらいいなって思ってます。
haruka そうですね、お花に関しては大きなディスプレイやブライダルの装飾とか、商品としてではなく作品としてのびのび制作できるような案件があると楽しいかなと思っています。
履いた瞬間感動して脚上げたりしちゃいました(笑)
ーーー実際にWRを履いてみての着用感や感想を教えて下さい。
mika デニムは作業中も気兼ねなく履けるので私も普段からよく履いていて持っています。
今回はWRの割とぴったりめのサイズ感のものを選びました。フィット感がすごく良くて作業中でも全然ストレスなく履けました。ぴったりしたデニムは体のラインが出やすいと感じることも多いのですがそれがなくすごく綺麗に見えてよかったです。
あと、すごく柔らかくてニュアンスのある素材でよかったですね。
グレーのトーンもあんまり見たことない色で、生地好きとしてはとってもいいなって思いました。
haruka 薄めの色のデニムを個人的にも持っているんですが、(WRのサックスインディゴブルーは)そんなに浮かない色だなって思いました。
あと、生地がすごく柔らかくてすごく動きやすかったです。履いた瞬間感動して脚上げたりしちゃいました(笑)
加工感もやりすぎてない感じでちょうどよかったです。なじみやすかったです。
おふたりに履いてもらったのは綿100%のストレートジーンズ。
ジーンズはストレッチが入っていないと硬くて動きにくい…という印象もありますが、WRのジーンズは綿100%でもやわらかい素材で腰まわりが窮屈にならないようなゆったりシルエットになっているので、動くことが多い方はもちろん、座りながら作業をすることが多い方にもおすすめ。
忙しない日常を送る中で、家のことが疎かになってしまったり、 身に着けるものがテキトーになってしまうことってあったりしますよね。そんな時こそ玄関やお部屋に少し彩りを与えたり、質にこだわった少し良い服を着てみたり、少しのこだわりで日常がちょっと幸せに変わるかもしれませんね。
そんなときにはぜひmichel storeやWHEIR TOKYOをぜひ覗いてみてください。
-michel store (ミシェルストア) 大久保聖歌と林田春佳によるライフスタイルセレクトショップ。 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻の同級生として出会う。 卒業して数年後、それぞれ仕事をする傍ら2021年10月にオンラインショップをオープン。 michel flower(ペーパーフラワー)をはじめ、作家さんの陶器やガラスのアイテム、オリジナルのインテリアテキスタイルなども取り扱っている。 2023年10月22日に2周年を迎えるため、 10月7-9日の3日間に「OVER/UNDER」ギャラリーにてイベントを開催予定。 Instagram:@michel_store_michel Onlineshop:michel store |
-mika(大久保聖歌) 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業。 michel storeのオーナーをしながら、michel flowerの作家としてペーパーフラワーを制作している。 Instagram:@mika_michelflower -haruka(林田春佳) 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業。 michel storeオーナーであり、同ショップで扱うオリジナルテキスタイルを制作。 Instagram:@hrk_michelstore |
Editor:WHEIR TOKYO
Photographer:Ataro Dojun @gb_atalo